盗聴器には、様々な種類があります。
その中でもコンセントに差し込む電源タップ型の盗聴器は、安価なものなら大手通販サイトから数千円程度で購入できる時代です。
コンセントに設置された「タップ」に盗聴器が仕込まれているケースや、コンセントの内部に仕掛けられてしまっているという事案もありますので注意が必要です。
コンセントタップ型 盗聴器の特徴
コンセントタップ盗聴器は、
・安価で手に入りやすい
・見つかりにくい(見た目では発見しにくい)
・電池が切れずにほぼ永久的に使用可能
という、大変厄介な盗聴器です。
コンセントタップ盗聴器は、家庭やオフィスでよく見かける形状です。
コンセントタイプの盗聴器をあけてみると、簡単な作りであることが分かります。
コンセントタップに限らず、電源が取れれば、家具・家電などに取り付ける事は容易なのです!
見た目で盗聴器が仕込まれているかどうか?を判断するのは至難の技です。
業者を装って、自宅やオフィスに入りこまれてしまう可能性も・・
例えば、「ガス工事です」などと業者を装って、個人宅、オフィスに入り込む可能性がありますので、
よく確認をしているつもりが、いつの間にか盗聴器を仕掛けられて、情報を抜き取られていることもあります。
・家具(電源付き)の設置をお願いした時、、
・エアコンの工事業者に設置をお願いした時、、
・業者にパソコンをいじられた、、
などの業者の不審な態度から、調査のご依頼いただくことがございます。
盗聴器の調査をする際の注意点
①.安易に触らない・撤去しない・分解しない
もしかしたら犯人の指紋が残っている可能性がありますので、警察に届けることも考えて手袋をしてから触れるようにしましょう。
犯人の痕跡を薄める可能性があるので、分解もしないようにしましょう。
触ることに不安がある方はプロに相談しましょう。
②.盗聴器を発見しても声に出さない
盗聴器を発見した!と思っても
「あった!」「見つけた!」「これ盗聴器?」
などと、盗聴器の存在を確認したことを相手に盗聴されないようにしましょう。
言葉に出してしまうことで犯人に盗聴器を発見したことが伝わってしまい、犯人が更に危険な行動を仕掛けてくることも考えられます。
怪しいコンセントタップを見つけたらその時点で不安だと思います。
素人判断で調査などはせず、コンセントから抜かずに専門の業者を呼ぶか、警察に相談することをおすすめします。
コンセントタップ盗聴器の見分け方
コンセントタップ盗聴器の見分け方についてご紹介します。
盗聴器を見つけてしまったときの注意点をしっかりと守った上でのご対応をおすすめします。
1.見慣れないコンセントタップはないか?
購入・設置した覚えのないコンセントタップがありましたら、要注意です!
賃貸物件の場合は、前の住民の置き忘れとしてコンセントがささっていることがありますが、それが盗聴器である可能性がございます。
見慣れないコンセントタップは処分し、新しいものを調達しましょう。
オフィスの場合は、電源まわりの配線はよく確認して、不要なものは整理整頓をしましょう。
2.タップにシールが貼られている
タップにA~Fのシールが貼られていたら盗聴器である可能性があります。
アルファベットはチャンネル周波数を示していて、何かシールが貼ってあったような痕跡があるコンセントは怪しいコンセントとして取り扱いましょう。
ご自身でもこの2点のチェックは難しくはないと思いますが、コンセントタップ盗聴器はほとんどが見た目で判断することができません。
チェック時の参考にはなりますが、本当に盗聴されているのではという心配がある方は本格的に機材などを使用して調査をする必要があります。
本格的な盗聴器の調査はプロに任せましょう
コンセントタップ盗聴器は見た目で判断することは難しいです。
細心の注意を払いながら盗聴器の調査をするのは大変だと思います。
盗聴に不安を感じている方で、目視やご自身での調査に自信が持てない方は、信用できるプロの業者にお願いすることをおすすめします。
社内でセキュリティ対策をほとんどしていない企業様へ
特に、オフィスの盗聴・盗撮に対してまだ何の対策もされていない企業様には、ぜひリスク管理の一環として盗聴調査、盗撮調査を行うことをご提案致します。
万が一盗聴器が見つかったら、大変なことになります。
大切な情報が漏らされ、拡散されている可能性があります。
盗聴は予防することができます。
当社は、北海道から沖縄まで全国にネットワークを展開しておりますので、原則、交通費(出張料)をいただかずに対応が可能です。(離島を含む一部地域を除く。)
もちろん、守秘義務を遵守して調査から報告まで行いますので、安心してお任せ下さい。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はコンセントタップ型の盗聴器の特徴と、見分け方についてご紹介いたしました。
盗聴器を疑った時は、むやみに触ったり分解したり撤去したりせずに、プロに相談することをおすすめします。
専門業者に依頼することでコンセント以外の箇所も調査することができ、安心して生活できるようになります。
ぜひ、盗聴の不安がある方は些細なことでもご相談ください。