盗聴器が一般の家庭からも発見されることが多くなりました。
引っ越しをしたときにもしかすると前の入居者の情報を盗聴するために設置されていたり、前の入居者又は清掃業者などが設置していくケースも報告されています。
最近では引っ越し業者が盗聴器発見サービスを付帯するなど、引っ越しをするタイミングで鍵を変え盗聴器が無いかを調べてから安心して入居することが出来るようになりました。
しかし、専門ではない悪質な業者も増え、適当な調査で完了してしまい盗聴器が発見できず放置され被害を受けてしまったケースも少なくありません。
今回は、盗聴器発見の知識を身に付けていただくために、引っ越し時にご自分でも確認するポイントについてご紹介いたします。
①玄関のドアポストを確認
マンションなどに多く見られるドアポストは簡単に設置しやすい場所です。
中をしっかり確認しましょう。
②ガスメーターボックスを確認
賃貸住宅などのガスメーターは誰にでも簡単に開けることが出来てしまいますので設置しやすい場所です。
外にあるので盗聴出来ないから大丈夫だと安心してはいけません。玄関の開閉の音や来客者などを見張る為に設置されていることが多く、行動を監視するには最適なポジションとなります。
③ベランダやバルコニーを確認
全体をしっかり確認するようにしましょう。
室外機など入居時から置かれているものは非常に怪しいポイントです。
④備え付けの家具や電化製品
入居時に備え付けの家具や電化製品があるとうれしいと思いますが、まずは盗聴確認をしっかりしておきましょう。
下駄箱や、クローゼット、エアコンはもちろん換気扇からも発見されることがあります。
⑤コンセントタップを確認
入居するときからあるコンセントタップは使用しないようにしましょう。
盗聴器の可能性が非常に高く、中を分解するのは危険なので見知らぬコンセントタップはすぐに処分しましょう。
最後に
ご自分で盗聴器の確認をすることはとても大事なことです。
しかし、なかなか見つけづらく発見出来ないのが盗聴器です。
被害にあってしまった方の多くは自分でも探したのに・・・とおっしゃいます。
盗聴被害にあわないためにも、専門の業者にしっかりと調査をしてもらい、安心して新生活をスタートさせることをおすすめします。