GPSを使用することで位置情報を取得することが出来ます。
普段スマホなどで位置情報を発信し近くのお店を調べたり現在地の天気を調べたりするときにはとても便利です。
しかし、このGPSが悪用されてしまい、事件などに繋がるケースが多発しています。
自分は大丈夫かなと不安な方も多いと思います。
今回はGPSの発見方法についてご紹介します。
GPSはどのようなものなのか?
GPS機器があることは知っていると思いますが、まず思い浮かべるのはスマホだと思いますが、今回はスマホではないGPS装置について解説します。
以前はGPS装置と言ったらタバコサイズ位の大きさが多く出回っていました。
テレビなどでもよく目にしたことがあるかと思います。
しかし最近では、子供やお年寄りの見守り用のGPS装置が悪用されてしまうこともあります。
見守り用のGPSは消しゴム位のサイズのものもあります。
装置がどんどん小型化され発見するのがとても難しくなっています。
GPSの発見方法
GPSを自分で発見するには主に2つ方法があります。
目視で探してみよう
まずは目視で身の回りを調査していきましょう。
GPSを設置するということは行動をするときに身に付けているものに取り付けるはずです。
ある程度範囲をしぼることが出来るので目視でしっかり確認していきましょう。
①バッグ・鞄の中
小さいものだと中底の下などにも設置できますので内部をしっかり確認しましょう
②洋服
厚着する季節は上着のポケットなども確認しましょう。
③自転車、車内
車の中を確認するのはもちろんですが、自転車もサドルの裏や見慣れないキーホルダーなども怪しいので確認しましょう。
発見装置を使って探してみよう
GPSは電波を発信しているので発見装置で見つけることができます。
身に付けるもの車内や自転車などに近づけて反応がないかどうがを調査しましょう。
しかし、これはGPS発信機に有効な手段です。
GPSロガーという電波を発さない装置もあります。
GPSロガーはリアルタイムで位置情報を発さずに、内部に行動ルートを記録していきます。
GPSロガーを発見装置で見つけることは不可能です。
そして、GPS発見装置は特殊機材なため高価なものがほとんどです。
GPS装置を発見した場合
ご自分での調査でGPS装置を発見した場合の注意点について解説します。
①すぐ処分しないようにしましょう
GPS装置を発見したら気持ち悪いのですぐに取り外して処分したいと思います。
しかし、すぐに処分することで犯人が異常行動に出る可能性もあるので、発見してもまずはそのままにしておきましょう。
GPS装置を設置する目的は浮気調査がほとんどですが、中にはストーカーや泥棒などもいます。
浮気などに心当たりがない場合は、身の回りの安全に注意して警察などに相談することをおすすめします。
②犯人を特定しましょう
GPSは装置の充電やレンタル品の場合は返却の為、など装置を回収する場合がほとんどです。
ですので、発見してもそのままにし犯人が回収しに来たところを防犯カメラで狙い撃ちしましょう。
③専門業者に調査を依頼しましょう
身に覚えがないGPS装置を発見した場合は合わせて盗聴器なども仕掛けられている可能性が高いです。
盗聴器、盗撮器、GPSなどの機器を個人で見つけることは非常に難しくいつまでも安心することが出来なくなってしまいます。
そんな時は、特殊装置を持ち経験豊富な専門業者に依頼ししっかりと調査を行ってもらいましょう。
GPSは犯罪になるのか
最近はアプリなどでも簡単に位置情報を取得できますが、これは取得される人の許可がない場合はプライバシーの侵害にあたります。
また、設置するために相手の家や会社などに勝手に侵入したりすることはもちろん不法侵入になります。
最近流行っている監視アプリというのも相手の許可なくダウンロードを行った場合も犯罪になります。
どんな理由があっても相手の許可なく位置情報を取得したり行動ルートを探るのは犯罪行為になりますのでもし、GPS装置を発見した場合はしっかりと対応しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はGPSの見つけ方について解説いたしました。
GPSは浮気調査に使われることが多いですが、ストーカーやつきまとい、空き巣などを狙って設置されていることもあります。
GPS装置と一緒に盗聴や盗撮被害に遭われる方もたくさんいます。
心配だなと感じた方はぜひお気軽に当社にご相談ください。